安心の老後準備
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素敵な”老い”を取り戻すために!退職後から始める本格高齢期の準備
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本格高齢期の準備
本格高齢期の準備
老後は65歳から?
2.老後は65歳から? 実は2つに分かれる高齢期
− 元気な高齢期と本来の老年期(本格高齢期) −
老後は65歳から?
さて前章では、なぜ退職後に老後の準備を見直す必要があるのかについて、十分な準備が出来ていないことと、老いの生活ビジョンが描けていないという、2つの理由を挙げました。
そこで、この章と次の章で、まず老後の生活ビジョンを考えてみるのですけど、いったい老後というのは、何歳から始まるのでしょうか。
●老後の始まりは65歳から?
わが国では、高年齢者雇用安定法の改正で、定年退職の年齢が65歳に引き上げられ、また人口統計上は、日本でも世界(国連統計)でも、 65 歳以上が老年人口とされています。
そうだとすると、老後は65歳から始まるの?
たしかに老年期を、消費には関与するが、生産には従事せず、 “ 現役 ”の 生産年齢の人たちに扶養される(公的年金の受給)世代と定義すれば、そうなるかもしれません。
でも定年退職して間がない人たちは、元気でピンピンしていらっしゃるんじゃないの?
なるほど、確かに私たちの生活実感として、この人たちを “ 老人 ” だと定義するのには、違和感を覚える部分があります。
でも、いつかは必ず老年期がやってきます。そう考えると、65歳以降の期間を、元気な高齢期と本当の老年期とに分けて考えた方が自然ではないのか、という疑問が沸き起こってきます。
そうすると老後の生活ビジョンについても、一括りではなく、2つの期間に分けて描いてみる方が、より具体的に準備しやすいように思われます。
●2つに分かれる高齢期
それでは退職後の高齢期を、2つに区分してみるとして、いったいどこでどのように区切ればよいのでしょうか?
老年期を、先ほどのように生産年齢(15〜64歳)の人たちに扶養される世代と定義すると、65歳から始まります。でも私たちは、人間の精神と肉体面の変化の特徴から、別の老化のイメ−ジも持っています。
身体の自由がきかなくってきて、気力も衰えがちに。健康もすぐれず、病院通いが多くなり、いよいよ介護の必要も。
こうした心身機能の衰えからくる、昔ながらの老化のイメ−ジが始まるのは、平均寿命の大幅に伸びた今日の日本では、70歳代後半あたりから、ということになるでしょうか。人によっては80歳を過ぎてからという方もいらっしゃいます。
一方で、定年退職して間のない人たちは、自分の趣味のサ−クルや、地域活動・ボランティア活動等に 元気に従事していらっしゃいます。なかには、3つも 4つも活動をかけもちして、現役時代よりも忙しいく らいの人も。
当然のことながら、この二つの時期では、生活ビジョンも異なってきます。
そこで定年退職後の生活を、心身機能の本格的な衰えを指標として、おおよそ70歳代後半を目安に、元気な高齢期と、本格老年期に区分して、それぞれの生活ビジョンを、次章以降で考えていってみたいと思います。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
本格高齢期の準備
2.
2つに分かれる高齢期
3.
高齢期・老年期の
意味と暮らし
4.
老いに備える5つの準備
5.
高齢世代の
新たな関係づくり
6.
他世代との関係づくり
7.
老いの理想と地域社会
老年期のお金の準備
取り組み事例
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高齢期のマネープラン
取り組み事例
高齢期の関係づくり
取り組み事例
老年期の関係づくり
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あなたも考える会の仲間に
取り組み事例
熟練高齢者の派遣と
ワークシェアリング
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